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ワーキングステイ住宅利用者インタビュー(2)

こんにちは!移住コーディネーターの岡山ひろみです。
大樹町のワーキングステイ住宅に4月1日から1ヶ月間滞在された、玉木さんにお話を伺いました!

玉木さんは、北海道に移住したいと思い、まず東京に住んでいたアパートを解約(!)。アドレスホッパーとして、居住地を探す旅に出ました。47都道府県・260軒の宿泊施設が利用できるサービスを使いながら全国各地に足を伸ばしていたときのこと。「北海道に移住したいのですが、おすすめの町はありますか?」と、出会う人に必ず聞いていたところ、「大樹町がとっても良いですよ!」とおすすめされたそうです。その直後に、たまたま移住フェアに足を運んだときに大樹町の移住ブースがあり、ワーキングステイ住宅(※)を利用する運びとなりました。

※ワーキングステイ促進事業とは、近年の人口減少、特に若年層の減少が著しい現状において、専門的な知識やスキルを持つ「クリエイティブ人材」等のワーキングステイに取り組むため、大樹町ワーキングステイ住宅を整備し、減少する若年層の移住促進や様々な専門的なスキルを活かしたまちづくりの推進を図ることを目的とした事業です。詳しくは、大樹町ウェブサイトをご覧ください。
https://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/kikaku/workstay.html


▲ワーキングステイ住宅の外観

ワーキングステイ住宅の住心地はいかがですか?

とても良かったです!一人で利用していたので広過ぎたくらいですが、とてもゆったりした気持ちになれます。リビングにある大きな窓から見える日高山脈がとてもきれいで、「北海道に来たんだな〜!」と思えるので気に入っています。

リビングから見える景色を気に入っていただくことが多いです!

車を持っていないので、家に用意されている自転車が1台あったので助かりました。出かけるときは基本的にその自転車を使っていて、工藤公園からニコットまでが活動範囲でしたが(4.3km)、一番の遠出は隣町の十勝ナウマン温泉です(11.4km)!

4月の前半は肌寒い日が多く、夜から朝までストーブをつけていることが多かったです。
布団をレンタルしましたが、ワーキングステイ住宅に毛布なども用意されていたので、寒くて眠れないということはありませんでした。

気象庁の1991年〜2020年の平均値によると、大樹町の日最高気温は10.1度、日最低気温は-1.8度でした。ここ数年はもう少し暖かい印象で、今年の4月は記録的な暖かさだったようで、最高気温が20度近く上がる日もありました。

生活においては、家具家電が揃っているので不自由はなかったですね。お風呂やお手洗い、キッチンなどの水回りはきれいでしたし、洗濯機も古くなかったですし、快適でした!

キッチンの様子。古くはありますが、清潔です!

滞在中はどのように過ごしましたか?

実際に大樹町に住んだらやるだろうな、と思うことを、この滞在中に全部やってみようと思って、アルバイトをしたり、ダンスサークルに入ったり、温泉や図書館に行ったりしていました。
ダンスサークルは、生涯学習センター内にある図書館に行ったときに、掲示板で生徒募集を見つけました。子どもクラスと大人クラスがあり、大人クラスにはたくさんの人が参加していて、先生も優しくて、楽しく汗を流しました。

海を見ながら入ることができる晩成温泉には、何度も行きました!市街地から離れたところにあるので歩いてはいけませんが、無料送迎バスがあるのでそれに乗って行きました。
バスを利用している人はだいたい同じ顔ぶれのようで、私が初めて利用するときから「温泉行くの?」「どうして大樹にきたの?」と話しかけてくれ、3回目のバス乗車時には他の乗客の方とも色々お話できて楽しかったです。
話しかけられるたびに「私は北海道に移住したい、こういうところに住みたいんです」というと、色んな地域の情報を得ることが出来ました。

↑画像をクリックすると、晩成温泉ホームページに飛びます

こうやって、町の人たちと接したいと思えたのは、大樹町に来て3日間くらいで自然の豊かさと住み心地の良さが分かったからです。もっと町のことを知りたいと思えて、アルバイトしたり温泉に一緒に浸かって仲良くなったり…大樹町って、とても町の中に溶け込みやすい雰囲気があるんですよね。

滞在中で一番印象的だった出来事はどんなことですか?

町が真っ白になるくらいの霧にびっくりしました。晴れ予報でも霧が出てると1日真っ白になるんですね。不気味で怖いと思いました。住んでいる町が霧に包まれることがなかったので、驚きました。

滞在中に大変だったことはありますか?

困ったことや大変だったことは、あまりありませんでした。

大樹町の好きなところを教えてください。

町の真ん中に流れている歴舟川は、毎日様子が違うので楽しみに見ていました。4月中旬からは川幅いっぱいに鯉のぼりが設置され、見事だと思いました。
町にある2件の洋菓子屋さんが、どちらも美味しかったのが印象的です。シュークリーム1つとっても、どちらも個性があって。とても美味しかったので、友達が来てくれた際にごちそうしました。
それに、単身の移住者がたくさんいて、町の移住担当の方が2名もいるので、とても安心して滞在することが出来たと思います。同じ町に惹かれてやってきた人がいるのでワクワクもしますし、とても居心地が良かったです。

これからワーキングステイ住宅を利用する方に向けて、おすすめしたいことはありますか?

最低でも1ヶ月は滞在して、積極的に町の人に話しかけたらいいと思います。飲食店に行って、どこから来たか話すというのもいいと思いますし、アルバイトやサークルに思い切って参加して、溶け込んでしまう方が楽しいと思います。挨拶するだけで、いろんなことを質問してくれたり教えてくれますから。



いかがでしたか?ワーキングステイ促進事業に興味を持った方は、こちらをご覧ください!

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