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【社員募集!】観光から「楽しい大樹町」をつくる、Spaces Plus

先月から始まった大樹町のお仕事紹介。2社目は、株式会社Spaces Plusです。Spaces Plusは、2021年に創業した新しい会社で、大樹町にある「ホテルかしわ」を事業承継し、経営しています。その傍らで、コンサルタント事業や新規事業にも挑戦。「田舎では珍しく、ビジネスディベロップメントができる会社」と、代表を務める眞鍋智光さんは言います。

▲眞鍋さん

眞鍋さんは、更別村の出身。大学進学で札幌に行き、「世の中の流れは、お金の流れで把握できる」と考えた眞鍋さんは、銀行に就職。旭川・帯広で勤務しました。
順調にキャリアを積んでいきますが、大都市に転勤しなければ出世コースから外れるシステムに疑問を持ち、これからの人生を考え直します。帯広で勤務しているときに、たまたま目にした公務員募集のチラシを見て、「縁もゆかりもない大都市ではなく、十勝に住んでいたい」と思い、父と同じ公務員の道を歩むことを決め、大樹町役場に就職しました。それが、眞鍋さんが26歳のときのことです。

ロケットに挑戦する友人を見て、起業を決意

ーどうして「安泰」な公務員を辞めて、起業しようと思ったのでしょうか?

眞鍋さん:田舎に住みたいと思ったときに、当時は就職先が公務員くらいしかなかったので、公務員を選びました。だから、公務員に対するこだわりは、ありませんでした。
起業したきっかけは、実はインターステラテクノロジズ(以下、IST)のロケット打ち上げの挑戦を間近で見ていたからでした。公務員になってから10年の間、「どうせ田舎だし」という気持ちがどこにもなかったとは言えませんでした。でも、ISTの挑戦が、その小さな諦めを吹き飛ばしてくれたんです。ISTが作ったロケットの初号機と2号機は宇宙空間まで行きませんでしたが、宇宙空間に到達した「宇宙品質にシフト MOMO3号機」を見て、「どこにいても、なんでもできるんだ」と思えたんです。あの成功は、いろんな人の人生を変えたと思いますよ。
そこから、起業を決意し、3年後の2021年に、Spaces Plusを設立しました。

▲インターステラテクノロジズ「宇宙品質にシフト MOMO3号機」打ち上げ動画

僕たちは、「民間地域おこし協力隊」みたいなもの

ーどんな業務をやっている企業なのでしょうか?

眞鍋さん:基本的には、事業継承したホテルかしわを軸に、観光に関する事業を行っています。大樹町に人を呼ぶ事業もどんどんやっていきたいのですが、キャッシュも必要なのでバランスを見つつ、という感じです。今、ホテル以外のことは私が1人でやっている状態なので、今回採用する方と協力して、多様な切り口からアプローチしていきたいですね。

例えば、大樹町の宿泊施設は、宿泊希望者に対して十分ではありません。近隣の市町村の宿泊施設に流れていってしまっているので、Spaces Plusでは、新たに宿泊施設建設を検討しています。
他にも、大樹町内を存分に楽しめるツアーの準備をしています。町には美しい自然がたくさんあるので、それを活用したアウトドアツアーや、サウナを取り入れたツアーなど…自社だけではなく、町内企業と協力しながら取り組んでいます。
弊社としては観光事業を軸にやっているので、泊まる場所と遊ぶ場所をつくることには、積極的にアプローチしていきます。

大樹町が楽しい町になってくれたらそれでいいので、全てを自社で賄う必要はないと思っています。町内にいる知見のある人や企業と一緒になってやっていけばいい。むしろ、町の火付け役も担っていると思います。

ー火付け役、面白いですね!

眞鍋さん:大樹町って、めちゃくちゃチャンスにあふれている町だと思うんです。著名人・有名人がけっこう出入りしていたりしますし…だからあとはやるだけ。
かといって、高尚なことをやっているつもりもないんです。町が抱えている社会課題…例えば高齢化や人口減少など、そういったことを解決したくてやっているのではないんですよね。楽しい町にしたいのは、そうなると自分が楽しいから。会社の事業が結果的に町のためになればいい。「地域おこし協力隊」は役場所属ですが、僕たちは「民間地域おこし協力隊」みたいな気持ちでやっています。だから、Spaces Plusで取り組むことを、一緒に楽しめる方に入社してもらいたいです。

トライ・アンド・エラーを楽しめる方に来てほしい。

ー具体的にはどんな人に入社してもらいたいですか?
 
眞鍋さん:Spaces Plusは起業したばかりですが、特別なスキルを持っていなきゃいけないわけではありません。業務に線引せず、会社に必要なこと、自分がやりたいことに、どんどん挑戦していってくれる方を探しています。
というのも、ホテルかしわにしても、新規事業にしても、将来的にどんな展開が待っているか、僕自身分かっていない部分があるからです。
例えば、ホテルかしわでは、支配人の牧田が中心となって、ホテルの食堂を使ったカフェ事業をスタートさせようと準備中です。ただのホテルから、カフェのあるホテルにステップアップします。
もしかしたら今後、歴舟川の川下りツアーをやることになって、RAJ認定試験を取得してもらうかもしれません。だから、僕と一緒になって、トライ・アンド・エラーを重ねてくれる方に入社してほしいです。

条件は特に定めていませんが、弊社ではSlackというチャットツールを使ってやり取りしているので、パソコンをさわれてスマートフォンを持っていることが最低条件ですね。

ーSpaces Plusの強みは、どんなところだと思いますか?

眞鍋さん:「町を楽しくできることなら、なんでもやること」です。「町を楽しくする」というこだわりはありますが、事業内容はあまりこだわっておらず、柔軟性が高いです。凝り固まった思考はしないように心がけていて、新しい視点や新しい知見が入れば、より加速し、化学変化が起きる、それが強みだと思います。

ー逆に、 Spaces Plusの課題はどんな部分でしょうか。

眞鍋さん:やりたいことがあるのに、人手が足りなくて追いついていないことです。もちろん町内に素敵な方はたくさんいますが、観光業は町外の方をターゲットにしていますから、町外の感性は絶対に必要だと思っています。僕らからしたら「ただの森」が、町外の人にとっては「お宝」に見えるかもしれない。僕らでは見つけられていない価値を、ぜひ見出してもらいたいですね。

ー Spaces Plusだからこそ経験できることは、どんなことでしょうか?

眞鍋さん:新規事業をゼロから立ち上げられることだと思います。この自由度は、田舎だとなかなかないのではないでしょうか。例えば、ホテルかしわも、事業承継なので外側は引き継いだままですが、中身はごそっと入れ替えてデジタル化を進めました。

ーSpaces plusを、どのような会社にしたいとお考えですか?

眞鍋さん:いろんな方の人生の「寄り道」になると良いなと思っています。町外の方だけではなくて、大樹高校の学生が卒業して都会に出て、町に戻りたいなと思ったら、うちの会社を頼ってくれたら良いと思います。。僕自身、この会社の代表を誰かに託すこともあると思いますし、社員にずっと在籍することを強要するのではなくて、次のステージに行くためのステップにしてもらっても良いと思っています。新しい事業をやって楽しそうに働くというロールモデルとして、町を楽しくしていきたいですね。
気になる方、どうぞお気軽にお問い合わせください!

ホテルかしわ支配人・牧田さんと、副支配人・野澤さんのインタビュー

現在、Spaces Plusが経営するホテルかしわの支配人である牧田沙和さんと、副支配人の野澤龍之介さんにも、お話を伺いました。

牧田さんは、大樹町出身。進学と就職で町を離れていましたが、昨年Uターン。現在は、ホテルかしわの支配人を務めながら、ホテルの食堂を活用したカフェ事業の準備を進めています。

▲支配人の牧田さん

野澤さんは、お隣広尾町出身。高校卒業後に大樹町に移住し7年目。事業継承前のホテルかしわで勤務していた経験を活かし、現在、副支配人を務めています。

ーお二人にとって、Spaces Plusはどんな職場ですか?

牧田さん:カフェ事業など、自分のやりたいことを真鍋さんがやらせてくれるので、ありがたいです。これまで、大樹町は田舎で何もできない町だと思っていたけれど、町内でやりたいことを実現している人が身近にいるという環境で、とても勉強になります。

野澤さん:私は、過去のホテルかしわを知っているので、その変わり様に驚きました。鍵がカードキーに変わったり、ホテルのシステムが新しくなったんです。こういうやり方があったのかと勉強になりましたし、自分の至らない点を指摘してもらえるので、勉強の毎日です。

ーお二人が感じる会社の良さを教えてください!

牧田さん:気兼ねなく、自分がしたいことに挑戦できる会社だと思います。「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスももらいながら挑戦できるところが、とてもありがたいですね。

野澤さん:働いている方々がいい人ばかりで、コミュニケーションが取りやすいです。使っているツールも使いやすく、気軽に連絡がとれますね。

▲副支配人の野澤さん

ーどんなモチベーションで働いていますか?

牧田さん:私が小さいときは、大樹町に観光客がいるイメージはありませんでした。しかし、いまはいろんな人に来てもらいたい、遊びに来てきてもらいたいと思っています。大人になって帰ってきたからこそ気付く魅力がありますし、町もこれからどんどん発展していくと思っています。ホテルかしわをきっかけに、大樹町をよく知ってもらえるよう、頑張りたいです。

野澤さん:町のみなさんと親しくなれたり、宿泊客に対して、より良い接客を提供したいと思っています。「ここ、もう少しこうした方が良かったかな…」と毎回反省していますが…。

ーSpaces Plusに入社を考えている方にメッセージをお願いします。

牧田さん:迷わず、一度来てみてほしいです!ホテルかしわに来てもらって、お話ししましょう!

野澤さん:僕も、一度に大樹に来てもらうのが良いと思います!町を知ってもらえれば、こんな人がいる、こんな町があるんだと思ってもらえると思います!

募集要項

  • 仕事内容
    新規事業推進全般(企画運営・社外調整など)
    ビジネスホテル運営マネジメント業務
    (フロント、清掃等各部門スタッフのマネジメント)
    ※ゼネラリスト的に業務全般を手広くお手伝いいただきます
    ※パソコン操作できる方

必要な免許・資格
普通自動車運転免許(推奨) (AT限定可)
※田舎なので、あると便利です。免許取得支援もいたします。

必要な経験等
必要な経験・知識・技能等 不問

年齢
年齢制限 制限あり 20歳〜
年齢制限該当事由 法令の規定により年齢制限がある
年齢制限の理由 健康増進法により20歳未満立入禁止のため

学歴
不問

勤務地・交通
〒089-2142
北海道広尾郡大樹町2条通10番地
「ホテルかしわ」

受動喫煙対策 あり(喫煙室設置)
受動喫煙対策に関する特記事項 敷地内に喫煙室設置

マイカー通勤
マイカー通勤 可(駐車場 あり)

転勤の可能性
転勤の可能性の有無 あり
転勤範囲 大樹町内

賃金・報酬
月給 190,000円~400,000円(経験・スキル等に応じて)
時給 1,000円〜1,900円

賃金締切日
固定(月末)

賃金支払日
月給 当月20日払い
時給 翌月15日払い

昇給
昇給制度 あり

加入保険等
社会保険、雇用保険、労災保険、その他(特になし)

雇用形態
正社員
パート労働者(パートからの正社員登用の有無 あり)

求人区分
正社員・パート

雇用期間
雇用期間の定めなし

勤務時間
正社員
就業時間6時00分〜20時30分の時間の間の8時間程度
就業時間に関する特記事項 *コアフレックス制

休憩時間
60分

休日等
休日 完全週休二日制 年間休日120日以上
週所定労働日数 週5日 ※労働日数について相談可

時間外労働時間
あり
月平均時間外労働時間 10時間

パート
就業時間 6時00分〜20時30分の時間の間の3時間から8時間程度
就業時間に関する特記事項 *シフト制

休憩時間
労働基準法に応じて

休日等
休日  週休2日制  *シフト制

週所定労働日数
週2日以上
※労働日数や時間について相談可

特徴
経験不問学歴不問書類選考なしマイカー通勤可UIJターン歓迎
株式会社Spaces Plus
事業内容
ホテル運営・観光事業

従業員数
企業全体 8人(就業場所 8人/うち女性 6人/うちパート 6人)

設立年
令和3年

会社の特長
ホテル運営や観光事業など幅広い分野での仕事や、自らの強みや経験を活かして各々が成長できる職場です。

選考等
採用人数 1人
募集理由 増員

選考日時等
その他の選考日時等 後日連絡

選考方法
オンライン面談
面接

応募書類等
応募書類等 履歴書,職務経歴書
応募書類の送付方法 pdf送付、 郵送,その他希望の方法 
郵送の送付場所 〒089-2142
北海道広尾郡大樹町2条通10番地
「ホテルかしわ」

選考場所
〒089-2142
北海道広尾郡大樹町2条通10番地
「ホテルかしわ」

求人に関する特記事項
◯自らの強みや経験を活かして各々が成長できる職場です。
◯親しみやすいホテルの雰囲気で、お客様とのつながりを大切にし
ています。
※無料駐車場あり
※6か月経過後の年次有給休暇は法定通り付与します。
※社会保険等は勤務状況に応じて加入します。
※面接は1回目はオンライン面談、2回目は対面での面接を予定しており
ます。
※ご質問等はお気軽にメールください。spacesplus@taiki.space


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