大樹町へふるさと納税しませんか?事業者紹介【第1回】源ファーム
皆さん、こんにちは。
大樹町地域おこし協力隊の長谷川です。
皆さんは、ふるさと納税を利用したことはありますか?自分の故郷や応援したい自治体を選び、寄付をする制度のことで、寄付金額に応じてその土地ならではの名産品や体験型サービスを返礼品として受け取ることができます。寄付金は控除の対象にもなるため、納税者にとっては一石二鳥の仕組みでもあるのです。
今回から、大樹町で返礼品を提供している町内事業者さんをご紹介する連載がスタート!ぜひ、今後のふるさと納税の候補として、参考にして頂ければ幸いです。
源ファーム(ケンボロー・ホエー豚の飼育・加工販売)
大樹市街地を抜け、国道236号線を広尾方面に向かって走っていくと、「浦河」の標識が見えてきます。日高地方へ抜ける天馬街道へと続くその道へ右折し、最初の十字路を右に曲がると現れるのが源ファームです。
市街地から離れた自然豊かなこの場所で、希少なケンボロー・ホエー豚を飼育し、そのお肉を使った製品を加工・販売しています。養豚を始めて40年、店舗を構えてから22年と、ホエー豚を扱う養豚場としては、十勝管内では一番古い歴史をもっています。
大樹町の豊かな自然環境で育つ希少なケンボロー豚
源ファームで飼育しているのは、イギリスが原産のケンボロー種という豚。低カロリーで高たんぱく、クセのない世界水準の豚肉ですが、日本では、養豚全体のわずか6%しか生産されていない希少種でもあります。そんな貴重な豚に「チーズホエー」を与えて飼育したものが源ファームのケンボロー・ホエー豚です。
「ホエー」とは、チーズを作るときに固形物と分離されて出る液体のこと。ヨーグルトの上澄みといえばイメージしやすいかもしれません。ホエーには、ミネラルやビタミン、生きた乳酸菌などがたっぷり含まれています。この栄養たっぷりのホエーを豚に与えることで、臭みがなく、加熱してもお肉本来の柔らかい触感とジューシーさを持つ肉質になるのです。
ホエーを与えるようになったのは、「パルマハム」というイタリアの生ハムがきっかけ。パルマハムは、パルミジャーノ・レッジャーノというチーズを作る際に取れるホエイを与えて飼育されており、この生ハムに憧れて、ホエーを飲ませることにしたのが始まりです。
「ホエーを食べさせているの?」とよく聞かれるそうですが、源ファームではパウダー(乾燥したもの)ではなく、水分として取らせることにこだわっているそう。パウダーにすると、加工段階で加熱処理を施すことによって大事な乳酸菌が死んでしまうので、豚の健康を第一に考えて液体を飲ませています。
実際に、液体としてホエーを与えるほうが豚のツヤ質もよく、保水性をキープすることによってドリップを抑えられるのだとか。食べたときに脂がほんのり甘く感じられるのも、源ファームの豚肉の特徴です。
※ドリップ…冷凍肉を解凍したときに肉の内部から分離して出る液体のこと。
さ・ら・に!
「ホエー豚」として出荷するには、一定期間内に(1頭当たり)50リットル以上のホエーが与えられたものと定められていますが、100リットル以上与えられると、最上級のホエー豚である「マスター」ブランドの称号を名乗ることができます。源ファームでは110リットルのホエーが与えられているので、とても希少価値の高い豚だということが分かりますね。
自分たちの手の届く範囲の豚たちを、大切に育てる
現在、源ファームでは600頭前後の豚が生育されており、孝志さんとお父様の源さんが担当されています。
豚は、体調管理が大変な生きもの。具合が悪くなったり、けがをしても隠そうとするのだそうです。具合が悪いところを他の動物に見せると狙われてしまうので、生存戦略としてばれないように取り繕うのですね。
「病気やケガはストレスになるので、美味しい肉をつくるために、豚の様子をよく観察することには常に気を遣っています」と孝志さん。頭数をただ増やすのではなく、自分たちの手がとどく範囲の豚を大切に育てていきたいという思いをもっています。
飼育から販売まで一貫して自社で行い、一頭一頭を大切に育てている誠実な姿勢や取り組みが、豚肉の味を証明しているのですね。
ぜひ、皆さんも源ファーム様の豚肉を味わってみませんか。
源ファームのおすすめ返礼品はこちら!
1番人気!北海道十勝のグルメ!ホエー豚の豚丼セット(4人前)
ホエー豚 しゃぶしゃぶバラ肉1.2kgセット(400g×3パック)
ホエー豚しゃぶしゃぶセット(約1.4kg)
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