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大樹町は、「顔を上げたくなるまち」なんです。

こんにちは!移住コーディネーターの岡山ひろみです。
移住コーディネーターを始めて、はや8ヶ月が経ちました。オンラインや移住フェアなどで移住相談を受けていくうちに、それまで考えもしなかった町のことや、将来のことをよく考えるようになりました。

▲移住フェアで相談に乗っている私(写真中央)

なかでも、一番最初にぶつかったのが、「宇宙のまち」です。大樹町は「宇宙のまち」。なので、35年前から宇宙を推進したり、役場には「航空宇宙課」があったり、町にロケット打ち上げ場があったり、ロケット開発会社や宇宙関連会社もあります。
そう。確かに「宇宙のまち」なのですが、移住におけるキャッチコピーとして適切なのだろうか?と、思ったのです。観光や特徴を表すには「宇宙のまち」で良いですが、移住においては、どんな生活ができるのか、どんな町なのかを伝えられる言葉を探すべきじゃないだろうか…。

そこで、声をかけたのは、宇宙サミット大樹高校のポスター制作に携わった2名、グラフィックデザイナーの小野寺千穂さんと、コピーライターの荒水悠太さんです。このおふたりなら、大樹町のことを知ってくれているし、最高なアウトプットをしてくれるはずだ…と相談を持ちかけました。

※大樹高校のポスターがいかに最高なのか、本当はお話したいのですが今回は大きく話が逸れてしまうため泣く泣く割愛します。


移住者は、大樹町のことをどう思っているの?

相談してからまず始めにやったことは、Uターンを含む移住者へのアンケートでした。合計26名からの回答は、私が想像していたよりも、ずっとずっと最高なものでした!

Q.大樹町の魅力はどんなところだと思いますか?

移住者に対して、「大樹町の魅力は、どんなところだと思いますか?」という質問をしました。やっぱり「宇宙のまち」なので、宇宙産業に取り組んでいるところが1位かな?と思っていたら、なんと「自然の豊かさ」が1位だったのです。
大樹町の真ん中を歴舟川が流れ、日高山脈が連なり、どこまでも広がる牧草地に悠々と過ごす牛の姿、つがいのタンチョウやデントコーン畑を横切るキタキツネ、そして、静かで力強い太平洋が広がります。そんな豊かな自然の中で生活することが、移住者にとってとてもポジティブだったということです。

▲デントコーンと、夜になりかけている空です

そして2位には、町の人の温かさや優しさなど、人に関することがランクインしました。「チャレンジする前向きな人が多い」「優しくて気にかけてくれる」「外から来た人に寛容」といったコメントが並びました。私自身も、近所の方々や知り合った方々にとても親切にしてもらい、そのたびに、町に受け入れてもらえた気がして、とても嬉しい気持ちになります。そう思っている移住者がたくさんいるのは、本当に誇らしいことですよね。


Q.「大樹町がこうなったら嫌だな」と思うことはなんですか?

移住者に対して、こんなことも聞いてみました。「大樹町がこうなったら嫌だな、と思うことはなんですか?」その答えは様々でした。
「宇宙へのチャレンジを止めてしまうこと」「宇宙Onlyになったら嫌だな」「どこにでもあるような大型ショッピングモールが並ぶこと」「地域コミュニティの希薄化。これまでの地域文化がなくなってしまう。」「高校がなくなること」などなど…

これらの回答を見ていると、移住者も大樹町のことをとっても大事にしていることが伝わってきます。宇宙も大事だけど、宇宙以外にもとても魅力があること。そして、先に大樹町に住んでいるベテラン町民・ネイティブ町民の温かさに感謝していること。これらを踏まえて、大樹町ならではの道を歩んでほしい、という期待も見受けられます。

まじで…いい町じゃん…なんて思いました。

大樹町の道

コピー、ステートメントを決定!

これらを踏まえて、荒水さんに考えていただいたコピーはこちら!

顔を上げたくなるまち
宇宙も育てる、土壌がある。

このコピー、すごく「大樹町」だな、と思いました。宇宙産業を成功させようと前向きに頑張っている人達がいる、宇宙産業に取り組む移住者を受け入れて応援する町民がいる、町民の優しさに触れて前向きに頑張ってる人がいる、それに刺激されてチャレンジする人もたくさんいる…そんな町の様子が、ギュッと詰まった言葉だと思います。

そして、キャッチコピーと一緒に荒水さんから送られてきたステートメントです。

ロケットが飛ぶ、宇宙のまち。
その土台にある豊かな土壌のことを、
すこしだけ自慢させてください。
海があって、山があって、
新しいものをつくり、生み出す人がいて。
大きなものも、小さなものもあるけれど、
ひとりひとりが大切だと思うことを育んで。
そして、だれかの大切なものを応援して。
そんな前向きな風土が、ここにはあります。
日高山脈と太平洋のめぐみを受けながら、
青々とした草木が広がる、健やかな大地。
今日もなにかが空の向こうを目指して、
すくすくと育っている、大樹町です。

私が住んでいて感じる大樹町は、この13行に込められています。これが、宇宙のまち大樹町の景色なのです。

移住ロゴ、完成!

このような素晴らしいコピーを、小野寺さんがデザインに起こしてくださいました。小野寺さんは実際に大樹町まで足を運んでくれ、私と一緒に町内を周り、町内の方とお話し、イメージを膨らませてくれました

私がずっと言っている、「宇宙のまちだし、宇宙はとても大切だけど、それ以外にとても素敵なものがたくさんある」ということを、小野寺さんが噛み砕き、10色の大樹町カラーと共に、表現してくださいました。それが、こちら!

「大樹町」の上にあるギザギザは、日高山脈!日高山脈は、私が大樹町に移住したきっかけでもあり、その理由を町の人に話すと「日高山脈、きれいでしょう?」「わかる!」「あそこから見た日高山脈がきれいだよ!」と大いに盛り上がります。それだけ、私達の町のシンボル的存在でもある日高山脈を、入れてくださいました。

▲『住みたくなる大樹のZINE』などに使わせてもらっているこの写真。まさにこの日高山脈を見たのが、私の移住のきっかけです。(撮影:原田啓介さん

そして、大樹町カラー。10色に限定するのがとても難しくて…小野寺さんと白熱した議論を経て、この10色にしました。大樹町民ならば、どれも愛着のある色ではないでしょうか?

こうしてできた素晴らしいロゴとコピーを使って、ブース装飾品を作りました。ちょっとだけお見せしますね(写真が下手で申し訳ない…)

こちらは椅子カバー!かわいい。

こちらはテーブルクロス!かわいい。

他にも、のぼりや、タペストリーを作りました!!!!(上手く撮れませんでしたので掲載を断念します…)
これらのブース装飾品は、2023年1月14・15日に東京ビッグサイトで行われる『JOIN移住・交流&地域おこしフェア2023』にて、お披露目します!

https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/108/

いかがでしょうか。顔を上げたくなるまち、大樹町。知ってもらうために、これからどんどん発信していきます!


お知らせ①

12月30日&1月4日は、「Uターン移住無料相談会」を行います!大樹町にいつかUターンしたいと思っている方、子どもがUターンを考えている親御さん、どうぞお気軽にご参加ください!

日時:2022年12月30日(金)、2023年1月4日(水)11:00〜16:00
場所:道の駅「コスモール大樹」特産品コーナー内にて実施
参加方法:予約不要、お気軽にお越しください!

お知らせ②

2023年1月14・15日に、東京ビッグサイトで行われる『JOIN移住・交流&地域おこしフェア2023』に参加いたします!移住を考えている方、いろんな市町村を見たい方におすすめです!

日時:
2023年1月14日(土)、15日(日)10:00 〜17:00

場所:
東京ビッグサイト 南1ホール (東京都江東区有明3丁目11-1)
 りんかい線国際展示場駅(下車 徒歩約7分)
 ゆりかもめ東京ビッグサイト駅(下車 徒歩約3分)

参加方法:
入場無料ですが、来場者登録が必要です。事前に登録いただくと、スムーズに入場することができます。詳しくは、移住フェアホームページをご確認くださいませ。

お知らせ③

交流会、2023年も変わらず開催します!
毎週水曜日17時〜、コスモール大樹内にある家系ラーメン「堀江家」さんにて行っています。2022年最後は12月28日、2023年最初は1月4日です!

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