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自転車レーシングチーム「チーム大樹」メンバー募集!

こんにちは!大樹町移住コーディネーターの岡山ひろみです。

突然ですが、皆さんは「ロードバイク」という自転車をご存知でしょうか。車体は非常に軽く、ハンドルは低い位置についており、タイヤは細く、長い距離を速く走れる自転車です。そんなロードバイクに魅せられ、自転車レースにも出場するような方々が集まる自転車レーシングチームが、実は大樹町にあるんです!その、自転車レーシングチーム「チーム大樹」が、メンバーを募集しているそうです!

今回お話を伺ったのは、チーム大樹の4名。
代表加藤さん(左から2番目)、監督岩渕さん(左から3番目)、西尾さん(左から4番目)、山脇さん(左から6番目)です。


代表の加藤さんは、今から15年ほど前、痛風を発症してしまったことをきっかけに自転車を始めました。体重を減らすためにクロスバイクを購入し、自転車通勤を始めたのですが、すっかり自転車に魅入られ、3ヶ月後には50万円するロードバイク(!)を購入したそうです。当時は、帯広の自転車チームに所属し毎週末に練習をしていましたが、後にチーム大樹の監督となる岩渕さんと出会います。

監督の岩渕さんは、もともとマラソンランナーでした。サロマ湖の100キロマラソンで燃え尽きてから自転車に転向したところ、代表の加藤さんと出会い、チーム大樹が始まりました。

加藤さんは役場職員、岩渕さんは町立病院の医師、他にも、JAXAの職員の方や、消防署職員の方など、大樹町にゆかりのある人達が集まりました。青い生地に白いコスモスが映えるチームジャージを作ったのは、2010年のこと。その後、積極的に道内の自転車レースに出場し、レースでチーム大樹の存在を知った方が参加し、人数が増えていきました。


▲練習の様子

最も多い時で十数人が所属していたチーム大樹。当時は、自転車やトライアスロンのレースに出場する方も多く、土日の練習も100kmを超える距離を走ったり、平日に40kmを走る朝練もやっていたそうです。しかし、メンバーの転勤やライフステージの変化により参加者が減っていき、現在、メインで活動しているのは3〜4名ほどだといいます。

「2010年代は十勝の自転車熱が高かった時期で、レースもたくさんありました。レースに出たいから、チーム大樹を作ったという背景もあります。でも今は、自転車の楽しみ方が多様になり、速さを競うだけではなくなりました」と加藤さん。
サイクリングをしながら各地の食を楽しむグルメフォンドなども、北海道各地で開催され、注目されていますよね。加藤さん自身もレースからは身を引いて、週末に50〜60km離れたところまで自転車で行き、美味しいものを食べて帰ってくることを楽しんでいるそうです。
では、どうして今回メンバーを募集しようと思ったのでしょうか?


加藤さんはこう話します。
「メンバーの中には、転勤でいなくなった人や、自転車に乗らなくなった人もいて週末も集まらなくなって、段々と練習頻度が落ちてきたんです…今日もチーム練習をしてきましたが、私と監督の二人でした。だから、遠出して美味しいものを食べに行くとか、メンバーとワイワイしながら自転車に乗りたいと思っているんです」

聞くと、その日は大樹町から豊頃町まで自転車で走り、目的の食堂でランチを済ませて帰ってきたそうです。計算してみると、往復で約100km弱の道のりです。私はその道を車でしか走ったことがないので、自転車で行くと聞いてびっくり。ロードバイクに乗ったことがないような初心者は、難しいかもしれません。

「代表の自転車の知識もあるし、手入れの仕方も、何を買ったらいいのかも、初心者の方には教えられます」と岩渕さん。
山脇さんは、チーム大樹に参加したばかりの頃を思い返し、「チームに入ってから、ルールやハンドサインなど、基本的なことを教えてもらいました。例えば、ロードバイクはタイヤが細いので、道が悪かったり何かを踏んでしまうとパンクしてしまいます。だから、落下物があったらハンドサインで後続の人に教えたりするんです」と言います。
目的地までのコース選びや、パンクリスクへの配慮など、一人で走っているだけではなかなか知り得ないことを教えてもらえるのが、仲間と走る利点なのかもしれません。


▲チーム大樹が主催したイベント「SPACE PEDALING IN TAIKI」の様子(2018年)

それでは、改めて、チーム大樹の皆さんは、どんな人に応募してもらいたいのでしょうか?

「今まで50〜60キロしか走ってないけど、もっと走りたい人、頑張りたい人。それに加え、美味しいご飯食べたい人、色んな所に行きたい人でしょうか」と加藤さん。「どちらかというと、本気でレースに出て勝ちたい人よりも、自転車で遠くまで行けることを楽しめる方がいいかもしれません」と岩渕さん。十勝は信号も少なく、半日かければかなり遠くまでいけるとのこと。「自転車で走るとほどよくお腹が空いて、ご飯を食べて帰るのがすごくいいですよ」と言います。ちなみに、代表の加藤さんは、グルメライドが最も得意なライドだそうです。

もちろん、レースにでたり、トライアスロンをやっている方も大歓迎!チーム大樹最速の男・山脇さんは、トライアスロンを極めている方。もともとは自転車だけでしたが、40歳になる記念にトライアスロンを始め、いまも多くのレースに出場しています。みなさん、それぞれの楽しみ方で自転車を楽しんでいるようです。

新たにメンバーを迎えて再スタートしようとしているチーム大樹。ロードバイクは1人でも楽しいですが、グループライドは1人にはない楽しさがあるようです。グループライドしてみたい人、ロードバイクで大樹町を走りたい人、これを機に、チーム大樹に参加してみてはいかがですか?


チーム大樹問い合わせ先
cycle.racing.teamtaiki@gmail.com


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