はじめまして。6月1日から大樹町で地域おこし協力隊として活動している、宮田悠花（みやた ゆうか）と申します。
出身は大阪府、就職で静岡県に移住して約3年住んで、その後大樹町にやってきた、北海道歴約1か月の新人道民です！

私が大樹町の地域おこし協力隊をやりたいと思った理由は、まず、北海道に住みたかったから。そして、宇宙が好きだからです。

大樹町に移住した理由 その①　北海道に住みたかったから

北海道に住みたかった理由は、 私の推しが、大泉洋さん（北海道の大スター）も所属する劇団「TEAM NACS」だからです。

一応、TEAM NACSを知らない方に説明すると、大学時代の演劇研究会の先輩後輩５人で結成された演劇ユニットで、メンバーは森崎博之さん、安田顕さん、戸次重幸さん、大泉洋さん、音尾琢真さんの５人。全員全国区の映画やドラマ、舞台、バラエティ番組で活躍する、北海道のスーパースターです。
TEAM NACSは、それぞれがどんなに売れても故郷北海道をとても大切に思っていて、北海道の魅力をたくさん発信してくれるので、NACSのファンになると、みんな北海道のファンになり、北海道に行きたくなり、最終的に北海道に住みたくなるのです。

私もNACSの影響で北海道が大好きになり、いつか北海道に住みたい、と思うようになりました。

大樹町に移住した理由 その②　宇宙が好きだから

宇宙が好きになったきっかけは、高校生の時に『宇宙兄弟』というマンガを読んだから、というよくあるパターンです。将来は宇宙に関係する仕事に就くのも良いかもしれない、とワクワクしました。が、その時にはもう文系の大学への進学がほぼ決まっていたので、エンジニアや研究者などになる道は早々に諦めました。

エンジニアや研究者は諦めたものの、どうにか宇宙に関わっていたい、と、「リーマンサット・プロジェクト」という趣味の宇宙開発団体に入ってみたり、新卒でロケットの部品を少し作っている会社に就職してみたりしました。それでも、もっとしっかり宇宙に関わりたいという気持ちがあり、何か道はないかとあれこれ考えていたときに、大樹町にて「北海道スペースポート」が本格始動する、というニュースを目にしました。

そのニュースには、大樹町は約40年前から「宇宙のまちづくり」に取り組んでおり、大樹町内にはロケットの発射場や滑走路がある。そして北海道スペースポートは、ロケットの発射場や滑走路をもっと拡張して、国内外の誰でも利用できる宇宙港を作る計画である、と書かれていました。その計画を知って、「なんて面白そうなんだろう」と、高校生の頃、宇宙に興味を持ち始めた時に感じたワクワクが戻ってきました。

元々、大樹町は宇宙のまちで、大樹町にはロケット開発会社がある、ということは知っていました。でも、文系の私がロケット開発に関わることは難しいだろうと思い、北海道スペースポートを知るまでは大樹町にはあまり注目していませんでした。

しかし、北海道スペースポートができるなら、エンジニアや研究者以外が行う宇宙の仕事があります。企業誘致、射場運営、情報発信や町民への理解増進…これなら、文系の私でも宇宙にしっかりと関われるかもしれないと思ったのです。

そして、「今すぐ大樹町に移住するしかない！」と思い立ち、どうにか移住できないかと考えていたところ、タイミングよく地域おこし協力隊の募集があり、採用していただいたというわけです。

大樹町での目標

私の地域おこし協力隊としての仕事は、大樹町の観光PRをすること。今は、観光協会のSNSの開設・更新（Twitter、Instagram）、観光情報サイト「Visitタイキ」の更新、観光ガイドマップのリニューアルなどを行っています。

大樹町に1か月住んでみて分かってきたことがあります。大樹町は宇宙のまちというだけでなく、約1000年前の貴重な歴史遺産もあれば、十勝開拓の始まりの地でもあり、山も、海も、川もあり、おいしいグルメもあります。そんな大樹町の良さを、余すことなくPRしていければと考えています。そして、たくさんの人に大樹町のことを知ってもらい、大樹町がもっと盛り上がればいいなと思っています！

私もNACSと同じように北海道、そして大樹町を故郷と言えるくらいになりたいので、これからどうぞよろしくお願いいたします！

おまけ

推し活以外の趣味は、ドライブです。
1か月で十勝をたくさん巡りました。慣れてきたら十勝以外にも足を延ばしたいと思っています。北海道は広く、行きたいところが山のようにあるので、これからますます楽しみです！