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これを待ってた…商工会青年部に大感謝の納涼ビアガーデン【岡山ひろみ】

こんにちは、町民ライターの岡山ひろみです。

気が付けば、木々の葉が赤や黄色に変わり季節が秋になっていました。2021年もあと3ヶ月を切ったことに驚きを隠せません。そもそも、今年は夏を満喫し損ねてしまって、心残りばっかり!だって、みなさん思い返してみてください。今年の夏は暑かったり寒かったり、気温がジェットコースターのようで、家の前で焼肉をするタイミングも、小さなビニールプールに水を張ってスイカを冷やすタイミングも難しかったですよね?唯一、夏らしいことと言えば…そう、大樹町商工会青年部が主催した、納涼ビアガーデンに参加したこと!

コロナ対策はバッチリ!ビアガーデン実施

新型コロナウイルスの感染が拡大してからというもの、大樹町では町内のイベントが軒並み中止。私が引っ越してきたのは新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年5月だったので、大樹町のイベントは一つも知りません。町内の方からは「実はビアガーデンやお祭りなど、たくさんイベントがあるんですよ!」と聞いていましたが、全く想像がつきませんでした。「きっと今年も、去年と同じように何もないんだろうな…」と諦めていたのですが、大樹町商工会青年部がビアガーデンを企画してくれました!

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ビアガーデンは、コロナ対策として「完全予約制」「1日40組かつ1組5名まで」「参加者は大樹町民のみ」という制限付き。制限はあるものの、「よくぞ実施を決定してくれた!」という気持ちでいっぱいになり、夫と二人で参加することにしました。

開催日の数日前から、会場設営が行われていました。きっと、青年部の皆さんは自身の仕事の合間を縫って、準備されていたのだと思います。テントが増えていく様子を見るだけで、気持ちが高まっている自分に気が付きました。そんなにビールが大好きというわけでもないのですが、この高揚感は一体なぜ…?その答えは、当日気がつくことになります。

心からビアガーデンを楽しむ姿が見られた会場

十分に距離を空けて、それぞれのジンギスカン用の炭火が設置されています。「岡山」の名前を探し着席すると、大樹町に来てから初めて見る光景が広がっていました!

それは、特定のスペースに多くの町民が集まっていて(距離は空いていましたが)、それぞれのテーブルで楽しそうにしている姿。マスクを外した人をこんなにもたくさん見たのは、2年ぶりです。
ある人は浴衣を着て、ある人は親子三代で、ある人は会社の同僚と。ジンギスカンをつまみ、冷えたビールを飲み、楽しそうに語らう姿を、本当に、本当に久しぶりに見たのです。笑いながら、たった2時間のビアガーデンを楽しむ町民の姿を見て、私が楽しくなってしまうほど。

※しつこいようですが座席同士は十分に距離が空いており、自席以外ではマスク着用が徹底されているなど、コロナ対策されていましたし、クラスター等の発生はありませんでした。

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中止にするのではなく開催のための試行錯誤を

ビアガーデンの後半ではお楽しみ抽選会が実施され、当選者には町で使える商品券が配られました。飲食ブースではジャンケンに勝つと半額イベントが発生し、私は意気揚々とラーメンを買いに行きましたが負けてしまいました…。半額にならなかったラーメンを持って自席に戻ると、隣の席の方から「ジャンケンに勝った!?負けた!?」なんて声をかけられたりして。ビアガーデンがなかったら絶対に生まれていなかったコミュニケーションですよね。

そしてようやく、私は「こういうのを待ってたんだ」と気が付きました。新型コロナウイルスが感染拡大してからというもの、とにかく自粛、自粛、自粛。人が大勢集うイベントは軒並み中止、外食するにも家族でサッと済ませ、普段はマスク着用でマスクを外した姿を見ることなんて滅多になくなりました。大樹町は早くにコロナワクチンの接種が始まり、ほとんど感染者が出ていないため都会よりも窮屈さがなかったとは言え、やっぱりずっとガマンしていたのだと思います。そんな自分に気付いたのが、このビアガーデンでした。

世間的には様々なものが中止になる中で、ビアガーデンを実行しよう!という決断をしてくれたことに、とにかく感謝を伝えたい。でもその決断、かなり勇気が必要だったのではないかと思い、主催した大樹町商工会青年部部長の山中さんにお話を聞いてみました。

「そもそも私たち商工会青年部は、お祭り・イベントごとが大好きな団体です。去年の自粛や中止が続く中で、『そろそろ何かやりたいね』という気持ちがありました。自粛や中止は簡単にできてしまいます。でも、商工会青年部の理念としてチャレンジ精神を持って協議し、実施を決定したんです。もちろん、大樹町のワクチン接種率が高かったという背景もありました。参加は町民限定にし、抽選会では大樹町内で使える商品券を配って、町にあるお店で使ってもらおうという意図もありましたね。」

このビアガーデンで飲んだビールの解放感、忘れられません。大樹町商工会青年部のみなさん、ありがとうございました!

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