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冬の生活

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冬の生活の様子が書かれた記事をまとめました。
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#地方移住

これで冬を乗り越えた!大樹町民のとっておき防寒具セレクション【岡山ひろみ】

こんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 道路の両脇にある雪山がどんどん小さくなり、大樹町の長かった寒い冬が終わろうとしています。 昨年、大樹町の冬は寒いという記事を書きましたが、特に1月・2月がとても寒いのです。気象庁のホームページで大樹町の平均気温を調べてみました。1991年から2020年の間の平均値は、1月の日最高気温がマイナス1.8度、日最低気温がマイナス16.8度。2月の日最高気温がマイナス1度で、日最低気温がマイナス16.8度。(余談ですが…過去45年間のう

北国に生まれたからにゃ 冬支度の心得【ゲストライター 桑原美樹】

こんにちは! 外遊び大好き、私の人生訓は「面白おかしく生きる」。 大樹町役場に勤務する ゲストライターの桑原美樹(くわはらみき)です。 なんだかんだ言っても、厳しい寒さもあと1カ月。 春の香りが待ち遠しいですね。 大樹町を囲む日高山脈を眺めていると、 山の頂きにはもっこりとした雪帽子は見えず、山肌が見え、 今冬も雪が少なかったなと感じます。 降雪量が少ないとそれはそれで除雪などの 不安材料が減っていいのですけどね。 実は、私が恐れているのは大雪ではないのです。 「雪が降

なんてことのない、冬の楽しみ【岡山ひろみ】

こんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 前回は、『大樹町の冬1年目の奮闘記〜除雪編〜【岡山ひろみ】』にて除雪の洗礼を受けた話を書きました。しかし後日、大量の雪が降り(1日で75cm積もったようです)、「あれは序章に過ぎなかった…」と思ったのでした。 大樹に限らず、北海道の冬は長いです。1年のうち5ヶ月間くらいは「寒い〜〜〜」と言っている気がします。大樹に引っ越してからは、生まれて初めて−20度を下回る世界を経験しました。 よく−20度にもなると鼻毛が凍ると聞きますが、実

大樹町の冬1年目の奮闘記〜除雪編〜【岡山ひろみ】

1月7日、この日は眠気よりも使命感と謎の高揚で、私はいつもより30分早く目が覚めた。まだ太陽の気配なくひんやりとしている中、長靴と手袋を履き(北海道では手袋のことを「はめる」「する」ではなく「はく」という)大きなスコップを片手に外へ出た。そう、除雪である。 この冬、十勝は異常気象ともいわれるほど初雪が遅く、未だに積雪も少ないようだ。近所のスキー場は雪が足りないせいで未だにオープンできていない。札幌で生まれ育った私も驚くほど雪がなく、大樹に限っていえば、今シーズン初めて積もる